☆きれいになる秘訣4月NO9 ☆自律神経のバランスを整えるポイント
自律神経のバランスを整えるポイント
自律神経とは?
体を活発に働かせているときに働く交感神経、一方、ゆったりと落ち着いているときに働く副交感神経。自律神経は、この二つに分けられた、自分の意思ではコントロール不可能な神経です。私たちの生命活動を24時間365日休むことなく支えてくれる大切なシステムで、生命活動維持という点において、脳と同じくらい大きな役割を持ちます。
両方とも同じくらい高いレベルで働き、活動時は交感神経、リラックス時は副交感神経が“やや優位”になるのが心身ともに最も良い状態といえます。どちらかに大きく偏ると心身ともに不安定になり、不調となって表れます。
交感神経・副交感神経ともに高い・・もっとも心身の状態が良い
交感神経が高すぎ・・副交感神経が極端に低すぎる 緊張状態・炎症をおこしやすく病気になりやすい
交感神経が低すぎ・・副交感神経が極端に高すぎる 落ち込み・やる気が出ない・
アレルギーなど体に不調が現れる・・交感神経・副交感神経ともに低い 心身が弱った状態・疲れやすく体力がない
自律神経のバランスを整える3つのポイント
①呼吸
緊張状態や、ストレスが続くと交感神経の働きが高まり、呼吸が浅く、速くなります。日中呼吸が浅くなりがちな方は、入浴の際、深呼吸をとりいれましょう。吐く息に意識を置いたゆっくりした呼吸をすることで、副交感神経が高まります。 また、入浴する際は、ぬるま湯(38~40度程度)で10分以上かけてじっくり半身浴をすると効果的です。熱いお湯は交感神経の働きを高めますので、バランスが崩れているときは、ぬるめのお湯がおすすめです。
②食事
普段の食事に、副交感神経を高める効果のある食べ物を摂取するのもおすすめです。副交感神経を高める物質として、ギャバとセロトニン(別名:幸せホルモン)があります。セロトニンは、ドーパミン・ノルアドレナリンなどの興奮物質を制御し、ギャバは鎮静作用を持つ伝達物質で、副交感神経を活性化するためにはこの2つの伝達物質を補うと効果的だと言われています。ギャバは、玄米、大麦、かぼちゃ、発酵食品、豆腐などに多く含まれます。セロトニンの原料となるトリプトファンは、豆乳、バナナ、肉類、ソバ、発酵食品などに多く含まれます。トリプトファンは、快眠につながる代表的な栄養素でもあるので、眠りの質が低下している人にもおすすめです。
③笑顔
笑顔は副交感神経を優位にします。交感神経が高まる日中によく笑う人は、交感神経と副交感神経が活発に入れ替わるため免疫が高まり、不調になりづらいと言います。最近では、“作り笑顔”で口角を上げるだけでも自律神経が整うと言われています。ご自宅でスキンケアをするときは、笑顔をつくりながらお手入れすると、自律神経が整うだけではなく、表情筋がストレッチされ、ケア効果が上がりやすくなります。ぜひご自宅で取り入れてみてくださいね。
顔と頭皮ひとつながりのケアを「☆きれいになる秘訣4月NO11☆顔と頭皮ひとつながりのケア・フェイスマッサージ」と「☆きれいになる秘訣4月NO12☆顔と頭皮ひとつながりのケア・頭皮マッサージ」でご案内をいたしております。自宅でパーフェクトなケアをご希望のお客様はぜひ、参考にして下さい。