☆きれいになる秘訣 10月No5☆秋の肌がくすむ原因               

秋の肌がくすむ原因

「最近肌の色がくすんできた…」「シミが濃くなった気がする…」秋になると、気になる人が多くなる肌のくすみやシミ。今回は、その原因と、透明美肌をつくるためのポイントをご紹介します。

くすみとは、肌に透明感がなく、明るさやツヤが感じられない肌状態のこと。くすみには、冷えぐすみ・乾燥ぐすみ・メラニンぐすみ・黄ぐすみと大きく4つあります。秋は、夏の紫外線で作られたメラニンの蓄積による「メラニンぐすみ」、紫外線の酸化ダメージの蓄積による「黄ぐすみ」、気温が低下し、抹消の血流が低下することによる「冷えぐすみ」、外気の乾燥による「乾燥ぐすみ」の4つがそろいやすい季節となり、1年で最も肌色が暗くなります。また、肌の新陳代謝(ターンオーバー)が遅れやすい時期でもあり、メラニンの排出が遅れると、シミが居座ったり、肌のトーンが戻りにくくなります。毎年の繰り返しが積み重なると、肌の色は徐々に暗くなってしまいますので、秋に夏のダメージをリセットしておくことが大切です。

美容豆知識
年齢とともにシミが増えるのはなぜ?
子供の頃は日焼けをしても元の肌色に戻ったのに、大人になると、なかなか戻らず、シミとして残った経験はないでしょうか?この現象には今年、東京工業大学の大隈良典栄誉教授がノーベル医学・生理学賞を受賞されたことで一躍有名になった「オートファジー」のメカニズムが関係しています。
私たちの体は、傷んだタンパク質や異物など細胞内の不要物を集め、きれいなアミノ酸に分解してリサイクルする機能を持っており、その生理機能を「オートファジー」と言います。エイジングによってオートファジーの機能が停滞し、メラニンが分解されにくくなると、シミが長く肌の中に居座ってしまったり、要らない酸化タンパク質、糖化タンパク質が排出されずに肌がくすんだりしてしまいます。オートファジーを活性化することができれば、新陳代謝を向上し、キレイな肌をキープできると考えられています。
オートファジーは、癌やアルツハイマーなどの疾患との関係性が示唆され、医療分野でも注目されています。化粧品でオートファジー機能を高めることができれば、加齢による老化を食い止めることができるかもしれませんね。

「☆きれいになる秘訣10月No6☆透明美肌のためのPOINT」で加齢による老化を食い止め、オートファジー機能を高めることができる化粧品、のご案内をいたしております。ぜひ、参考にして透明美肌になって下さい。