☆きれいになる秘訣 6月NO1☆毛球と内部構造によるクセやうねりの原因   

5月のさわやかな気候もそろそろ終わり、梅雨が近づいてきました。この時期に気になるのが、髪の「うねり」と「広がり」。朝どんなに頑張ってセットしても、外に出たとたんにうねりや広がりが出てしまうと気持ちも滅入ってしまいますよね。今回は、そんな梅雨の時期を快適に過ごすためのクセ毛のケア方法をご紹介します。

毛球と内部構造によるクセやうねりの原因
クセ毛とは基本的に、生まれつき(遺伝的に)直毛でない毛髪のことをいいます。大きくうねるようなクセや、コイル状にねじれたクセなどさまざまなタイプがありますが、毛根の下部(頭皮内部)にある毛球が「いびつ」「ひずみ」「小さい」など、毛髪がつくられる部分が楕円状やひずんだ形になり、クセ毛になります。また、加齢とともにクセが強くなったり、クセがなかったのに出てくることがありますが、これは、毛髪の内部構造が偏ることが一因。毛髪内部のコルテックスというタンパク質に、水を吸い込みやすく毛髪形状が崩れやすい部分と、水を吸い込みにくく毛髪形状が崩れにくい部分ができ、その性質の差で髪がカーブしてうねりとなって表れます。2番目から5番目のポップアップ画像を参考にして下さい。

うねりの原因には毛穴のゆがみによるものもあります。
「☆きれいになる秘訣6月NO4☆毛穴のゆがみによるうねりの原因①」
「☆きれいになる秘訣6月NO5☆毛穴のゆがみによるうねりの原因②」でご案内をいたしております。ぜひ、参考にして下さい。

梅雨の時期はなぜ髪がうねって広がるの?
毛髪が濡れているうちに三つ編みをしたり、カーラーを巻いて乾いてからほどくと、髪に形がつくのを経験したことはありませんか?これは毛髪内部の「水素結合」という反応を利用しています。水素結合は、乾いた状態では強くはたらきますが、水分の多い状態では切れやすい結合です。髪を湿らせてブローやアイロンをすると、髪が伸びた状態で水素結合が働き、髪がおさまりますが、梅雨時期の湿気の多い状態にさらされると水素結合の一部が切れてしまい、クセやうねりが出てきます。髪の内部構造が偏った「加齢うねり」は湿気による影響をより受けやすいため、さらに髪のうねりが強く出てしまいます。また、キューティクルが損傷していたり、毛髪内部に空洞が多くある状態だと、一層内部に水分が入り込みやすく、湿気の影響を受けやすくなります。

湿気による髪のうねり・広がりを抑えるには
梅雨時期のうねりや広がりを抑えるには、水分が毛髪の内部に入り込む隙がないように、内側と外側から髪を整える必要があります。つまり、毛髪内部への水分の通り道であるキューティクルをしっかりと整え、内部への過剰な水分の侵入を防ぐことと、毛髪内部に空洞を作らないようにして、なるべく湿気に左右されにくい状態にすることが重要です。

湿気による髪のうねり・広がりを抑える対策を
「☆きれいになる秘訣6月NO2☆湿気による髪のうねり・広がりを抑える対策①」と
「☆きれいになる秘訣6月NO3湿気による髪のうねり・広がりを抑える対策②」でご案内をいたしております。ぜひ、参考にして梅雨の時期を快適に過ごして下さい。